北南が民族語大辞典出版へ 歴史的課題遂行へ団結を |
共同編さん委員会結成 朝鮮中央通信によると、「キョレマル大辞典」(民族語大辞典)共同編さん委員会の結成式が20日、金剛山で行われ、「キョレマル大辞典」共同編さん委員会北側委員長である社会科学院言語学研究所の文英鎬所長と委員、南側委員会の高銀常任委員長、洪允杓委員長と委員が参加した。
結成式では祝賀の辞と演説が交わされた。北側委員長は演説で、故金日成主席がすでに30余年前、北と南の学者の交流と合作は言語学から行うべきだと述べ、平壌を訪問した文益煥牧師との会見の席上でも民族語統一辞典を作るべきだという貴重な教えを述べたことに言及した。 また、北と南の言語学者が熱い民族愛を抱き、力と知恵の限りを尽くして辞典の編さん事業を成功裏に進めていくことにより、「キョレマル大辞典」を全民族の期待にこたえて立派に作ろうと強調した。 南側委員長は演説で、辞典編さん事業を通じてわれわれの言葉と文字を保存して継承、発展させ、民族文化を末永く伝えることになると述べ、われわれはみなこの歴史的課題の遂行において団結力を発揮すべきだと強調した。 つづいて、「キョレマル大辞典」共同編さん委員会結成式の共同報道文が発表された。 共同報道文は、▼北と南の言語学者は民族語共同辞典をわが民族語の遺産を集大成したキョレマルの叢書として編さんすることにし、▼その名を「キョレマル大辞典」にして、共同編さん委員会を構成して辞典の編さんを2005年2月から始めて早いうちに完成することにし、▼共同編さん委員会を四半期に1回ずつ合意する場所で行い、そこで辞典の編さんに関する諸般の問題を協議して決定することにした、と指摘した。 一方21日、共同編さん委員会第1回会議が行われた。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2005.2.24] |