民主朝鮮論評 「主敵」概念を完全になくすべきと主張 |
民主朝鮮10日付は論評で、南朝鮮の国防部が南朝鮮軍内部をはじめ対内的に使用することにした「もっとも核心的な敵」や、対外的に宣伝することにした「直接的な軍事脅威」の表現は本質上、同族を敵視した第2の「主敵」概念であると評した。 論評は、南朝鮮軍当局が表現を変えた新しい「主敵」概念は、国の平和と平和統一の画期的な転換をもたらそうと誠意のある努力を傾けているわれわれに対する耐え難い愚ろう、露骨な挑戦であると非難した。 また、「主敵」表現に関する南朝鮮国防部の「最終決定」は、6.15北南共同宣言の履行と北南関係の改善に否定的な影響を与えると指摘しながら、南朝鮮当局が心から北南関係の改善を願い、6.15共同宣言の順調な履行を望むなら、表現だけを変える行為を中止して北を敵視する「主敵」概念を完全になくすべきであり、正しい同族意識を持って対話の相手に対する姿勢と立場を正すべきであると主張した(朝鮮通信) [朝鮮新報 2005.2.19] |