朝鮮人民軍海軍司令部は１２日、南朝鮮軍当局者が朝鮮西海の北側水域に戦闘艦船を相次いで侵犯させて情勢を故意に緊張させていることで次のような報道を発表した。

　南朝鮮軍は８、９の両日、そして１１日に続いて１２日も、数回にわたって九月峰南方の北側水域に戦闘艦船を侵犯させる軍事的挑発を強行した。

　米軍の変わらぬ対朝鮮敵視政策によって情勢が重大になっている時に、過去、２回の交戦が繰り広げられた敏感な水域に引き続き戦闘艦船を侵犯させる南朝鮮軍当局者の策動こそ、極めて無責任で卑劣な反民族的行為である。

　われわれは、こうした危険極まりない軍事的挑発策動が重大な災難を招きかねないということについて南朝鮮軍当局者に警告する。（朝鮮通信）

［朝鮮新報 2005.2.19］