民主朝鮮、「靖国」参拝あおる中川氏を非難 |
民主朝鮮2日付は、「軍国主義の亡霊を呼ぶたわごと」と題する署名入りの論評を掲載し、中川秀直自民党国会対策委員長の「目先の経済的利益のために総理の『靖国神社』参拝を中止してはならない」とした発言(1月16日、フジテレビの番組で)に対し、「軍国主義思想が骨髄に徹している人間であることを自らさらけ出した」と非難した。 論評は、われわれは、日本で政治家の仮面を被った連中がすでに歴史によって否定された軍国主義を復活させようと妄動していることについて絶対に黙過できないと指摘。日本で前例のない反朝鮮旋風が巻き起こっているなかでなされている「靖国神社」参拝の主張が本質上、軍国主義海外膨張策動にいっそう拍車をかけるところにその根本目的があるというのは火を見るよりも明らかだと強調した。 また、日本の反動層は、「靖国神社」参拝に反対するアジア各国人民の声に耳を傾けるべきであり、不当な行為がもたらす政治的結果について考えなければならないと主張した。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2005.2.11] |