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祖平統、竜山基地への米大使館移転を糾弾

 祖国平和統一委員会(祖平統)は1日、米国が最近、南朝鮮当局に圧力を加えてソウル竜山基地内の敷地2万4000坪を大使館新築の敷地として提供してもらうことにしたことに関連し、書記局報道第895号を発表した。

 報道は、米国が竜山米軍基地を漢江以南へ移転し、竜山を南朝鮮に返還すると発表しておきながら大使館を建てようとするのは、南朝鮮人民の頭上に君臨して植民地支配を続けようとする陰険な企図から発したものであって、かつて日帝が「総督府」の建物を建設したのと同じような第2の侵略行為であると指摘した。

 報道は南朝鮮の各階層の人民に対し、米国の支配と干渉を排撃し、米軍を南朝鮮から撤退させるための反米、自主化闘争の炎をさらに激しく燃え上がらせるべきであり、当面して竜山をまたしても強奪しようとする米国の策動を断固と粉砕すべきであると呼びかけた。南朝鮮当局に対しては、自主と統一に進む時代の流れと民心を直視し、神聖な祖国の領土を米国に委ねる親米屈従行為を直ちに中止すべきであると主張した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2005.2.11]