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北などではすでに結成

 準備委員会の結成は、昨年11月、北、南、海外の各階層代表と多くの統一運動団体代表の参加のもと、金剛山で行われた実務接触の合意によるものだ。

 この実務接触では、2005年を「自主統一の元年」に定め、6.15は平壌で、8.15は南側地域で統一行事を開催することにした。また、今後の統一運動と民族共同の統一行事を広範に協議、推進するために「6.15共同宣言実践のための北、南、海外共同行事準備委員会」を適切な時期に設け、当面しては北、南、海外でそれぞれ地域準備委員会を設けることにした。

 これに従い、北側はすでに昨年12月20日に政党、社会団体の代表らで結成。海外でも1月に入り、中国地域、独立国家共同体地域、カナダ地域でそれぞれ準備委員会が結成された。日本をはじめとする各地域でも、結成準備を急いでいる。

 各地準備委員会の結成に従い、「北、南、海外共同行事準備委員会」を結成することになると、分断史上初となる「合法」的な3者連帯組織となる。

 北南関係が断絶しているこんにちの状況で、結成そのものと役割が注目されている。(姜イルク記者)

[朝鮮新報 2005.2.10]