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民主朝鮮、「米軍基地移転計画」を非難

 民主朝鮮1日付は、最近、南朝鮮国防部が、南朝鮮占領米軍基地移転に関する「計画」で、南朝鮮軍当局が平沢と烏山地域の349万坪の広大な土地を年末までに米軍基地移転敷地として提供すると公表したことと関連し、論評を掲載した。

 論評は、米国が南朝鮮占領米軍の主力となっている米第2師団武力と米軍司令部がある竜山基地を漢江以南に移転させようとするのは、まさに、われわれに先制攻撃を加え、それに対する「北の強力な反撃」からの「被害を最小化する」ためであると指摘した。

 また、米国のこのような戦略的企みが潜んでいる基地移転に南朝鮮軍当局が加わるのは、朝鮮半島で戦争の危険を増大させる行為であるとし、次のように指摘した。

 米国によって、再びこの地に新たな戦争の炎が燃え上がれば、その被害にまっ先に見舞われるのはわが民族であり、わが三千里山河である。

 米国の戦争挑発策動を阻止することはできなくても、人民の血税で米軍の戦争の土台を設けようとする南朝鮮軍当局の行為は反逆的な犯罪として到底容認できない。

 南朝鮮軍当局が米軍の基地移転に関連し、屈辱的な「計画」を発表したのは、同胞の統一念願に背く行為である。

 米軍に新しい軍事基地を提供し、米国の反朝鮮侵略戦争準備策動に深く加担して反民族的行為を働く者は例外なく全民族の糾弾と排撃を受けて終えんを告げることになるであろう。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2005.2.7]