朝鮮外務省代弁人声明 日本は過去清算のための実践的措置を |
朝鮮外務省スポークスマンは17日、「日本の100余年の犯罪史を徹底的に計算する」と題する声明を発表し、日本政府に過去の清算のための決断と実践的措置を促した。 声明は、日本が犯した過去の罪をひとつひとつ列挙し、「40余年間の植民地支配と敗北後60年間の敵視でつづられた100余年にわたる日本の対朝鮮政策は一言で言って、朝鮮民族に対する抹殺と分裂、反目と排他で貫かれたもの」と指摘。「日本こそ朝鮮人民の百年来の敵」だと強調した。 また、「日本に少しでも先を見通す目と知覚があるなら、敗北60年にあたる今年、これまでの対朝鮮政策について全面再検討し、朝・日平壌宣言の精神に即して過去の清算のための決断と実践的措置を速やかに講じるべきである」と主張した。 さらに、「恥辱の歴史は否定するからといって変わるものではないし、清算のない反人倫的犯罪には時効がない」としながら、「わが軍隊と人民は日本の百余年の犯罪史に対して徹底的に計算しており、すべての手段と方法を尽くしてその代価を最後まで受け取るであろう」と強調した。 一方、拉致問題については、「日本がかつてわが人民に強いた不幸と苦痛に比べれば千万分の一にもならないし、すでにすべて解決された問題である」と指摘した。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2005.1.20] |