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ソーラー野菜温室の建設が活発

 4日発朝鮮中央通信によると、朝鮮の各地でソーラー野菜温室の建設に力を入れている。

 近年、各地の工場、企業所、農村では、困難な経済状況により電力などエネルギーを十分に利用できない中、様々な規模と形式のソーラー野菜温室の建設を積極的に進めている。

 これらの温室では、太陽熱を利用して寒い冬でもチシャ、シュンギク、キュウリなどの各種野菜を生産することができる。

 平壌市楽浪区域のトゥル島協同農場では、作業班、分組別にほぼ100棟の温室を建設したが、その面積は6ヘクタールに達する。農場が自力で建設した石炭の燃えがらによる土壁式ソーラー温室は、保温効果に優れ、実利があり、市でも関心を寄せている。

 黄海南道では日照率がもっとも高い地域を選んで規格化された数百棟の温室を建設した。

 平安北道の市、郡と江界市、元山市、徳川市、黄州郡をはじめ多くの市、郡でもソーラー野菜温室の建設を力強く推し進めている。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2005.1.17]