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電子式100トン級貨車計量器を開発

 7日発朝鮮中央通信によると、金策工業総合大学で、既存のレールをそのまま利用して通過する貨車の重量を計測することができる独自の新しい電子式100トン級貨車計量器を開発した。

 止まった状態でのみ測定できる機械式計量器は、動的な状態で重量貨物を数多く取り扱う鉱山、炭鉱の計量、測定に少なからぬ支障をきたしていた。

 こうした実態を把握した同大学鉱業工学部の教師、研究者たちは、2年前に電子式100トン級貨車計量器に対する研究を本格的に行った。

 数カ国が独占していた先端科学技術の研究に取り組んだ彼らは、高い技術と精度が求められる電子装置を自力で製作、設置した。

 最近、2.8直洞青年炭鉱(平安南道)の計量場でこの計量器に対する最終検定試験が行われた。貨車がゆっくり計量器の上を通り過ぎる度に、すべての貨車の重量が正確に記録された。

 この計量器の開発により、10余人が数分間行っていた貨車の計量、測定を、現在は1人がコンピューターを使ってわずか数秒間で行えるようになった。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2005.1.17]