「爆発的な事態」も起こりうる(労働新聞6日付) |
極右勢力は、拉致被害死亡者資料に関する「精査結果」とそれに伴う「日本政府の立場と要求」というもので「抗議」だの、「厳しい対応」だのと言いながら、わが国をむやみに中傷し、威嚇する無分別な行為をためらわなかった。日本の極右勢力が繰り広げる反朝鮮騒動はかつてなく執ようかつ悪らつであり、それはあくまでもわが国に食い下がって害を及ぼそうとする容認できない政治ヒステリーである。 日本反動層がわが国に対して数十年間敵視政策を実施してきたが、こんにちのように毒気を抱いてきばを研ぎながら、反朝鮮敵視政策に執着した時はかつてなかった。日本政府が極右勢力と結託してわが国に「厳しい対応」だのと言うのは、わが朝鮮の尊厳と自主権を損ない、蹂躙する露骨な政治的挑発であり、朝・日関係を極点に追い込む行為である。 拉致被害者問題について言えば、われわれが日本に対して言うべきことが十倍、百倍も多い。日帝は過去、朝鮮を不法に占領し、840万余人の朝鮮人を強制拉致、連行し、100余万人を虐殺した。また、20万人の朝鮮人女性を日本軍「慰安婦」に転落させた。 現在も、日本軍「慰安婦」生存者をはじめ強制連行生存者は、日帝に対する恨みの血の代価を支払わせる前には死んでも目を閉じることができないと言っている。日本がわが人民の前にひざまずいて数百数千回許しを請うても恨みを晴せないのに、逆に自分の方から偽りの「ニセ遺骨問題」を持ち出して「抗議」、「厳しい対応」などと言うことこそ、盗人たけだけしいことだ。 日本軍国主義勢力が朝・日関係を意図的に悪化させ、極点に向かう場合、朝・日間に爆発的な事態が起こらないとはだれも保証できない。わが朝鮮はすでにいかなる対朝鮮制裁措置も宣戦布告と見なし、それに強く対応すると警告したことがある。 わが軍隊と人民は、日本極右勢力の反朝鮮騒動を鋭く注視しており、もし、彼らがわが国の自主権を少しでも侵すなら強力な物理的措置で対応していくであろう。 日本政府はわが国が公式のルートを通じて求めたとおり、横田めぐみさんの遺骨を即時送還し、「ニセ遺骨説」ねつ造事件の真相を徹底究明し、謝罪すべきである。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2005.1.157] |