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祖平統、南国防部の反北行為を糾弾

 祖国平和統一委員会スポークスマンは昨年12月30日、南朝鮮国防部が北「主敵」表現を「もっとも主な脅威」という表現に代えたことに関連し、朝鮮中央通信社記者の質問に答えた。

 スポークスマンは、「主敵」表現を「もっとも主な脅威」に変えることにしたのは表現が異なるだけで、本質においてはわれわれを相変わらず「敵」に見なすという反北行為になるとし、6.15時代に逆行して「主敵」概念を維持し続けようとするのは同族である対話の相手を否定する行為として、絶対に許せないと述べた。

 また、「われわれは、南朝鮮当局が対話の相手であり、統一の一方であるわれわれを敵視し、『打倒』しようとする不純な目的を追求して、一体誰と対話して協力し、どのように国の『平和的統一』を成し遂げようとしているのかを問わざるを得ない」「このような状態では、対話も無意味で、朝鮮半島の平和と北南関係発展も期待できない」と指摘した。

 スポークスマンは、南朝鮮当局に心からわれわれと和解し、協力する意思があれば、「もっとも主な脅威」などといった北敵視の立場を無条件放棄すべきであると強調した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2005.1.13]