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朝鮮大学校学園祭2005 朝・日学生、生徒らの声

「朝大生、頼もしい」

 5、6の両日にかけ朝・日の友好親善をうたって行われた今年の朝大学園祭。会場の朝鮮大学校には5000人を超える在日同胞、日本市民が訪れた。朝・日学生、生徒らの声をまとめた。

注目を集めた特設舞台でのプンムルノリ

朝・日友好のスローガンのもと、立川の街をパレード

 岐阜県在住の金弘哲さん(19) こんなに人が多いとは思わなかった。同級生など知り合いが多いので楽しいし、団結力みなぎる朝大生の姿は頼もしい。

朝・日大学生友好ネットワーク結成セレモニーで活動報告をする朝・日の代表

 留学同大阪の趙哲成さん(大阪経済大学4回生) 毎年来ている。日本をはじめ外国人の来訪者が年々増えているということは、私たちとの歴史認識の共有を求めているひとつの表れだと思う。

 武蔵野美大3年生 学園祭に来るのは3回目で「親しみやすい朝大生」というイメージを持っている。

 創価高等学校3年生 民族舞踊など朝鮮の文化は自分にとって初めて見る世界。とても新鮮で、今日は来て良かった。

学園祭には各地の同胞、学生、日本市民ら5000余人が訪れた

 留学同東京の李正守さん(東洋学園大学3年生) 売店のプルコギがおいしかったし、サムルノリは民族の情緒にあふれていた。学園祭を学生が自主的に行っている姿勢に共感を覚えると同時に、気持ちが引き締まる。朝・日大学生友好ネットワーク賛同者のひとりとして友好のため尽力したい。

 大阪学生会会長の李光世さん(高3) 印象深かったのは朝・日友好親善パレード。日本の学校にはない朝大生の団結力を感じた。朝・日の友好はとても大事なので、身近な日本の友達、大阪学生会などで浸透させていきたい。

人気を集めた10分間のウリマル教室

 神戸朝高の文貴司さん(高3) 学生がひとつになり、みんなの力で学園祭を催しているという印象を受けた。

 神戸朝高の鄭勇喜さん(高3) これまで朝大に硬いイメージを抱いていた。また、そう聞いていたが、違う。とても開けていて、朝大での共同生活が楽しそう。

 京都朝高の李純浩さん(高3) 朝大生は仲が良く、朝高生に対してもやさしく親しみやすい雰囲気だ。また、「アランサムセ」の演劇は、在日同胞のあり方について考えさせられた。

 大阪朝高の張貴恵さん(高3) 朝大生の強い民族性、明るく仲むつまじい姿が印象的。卒業後の進路で迷っている。学園祭に来てみて、朝大に行きたいという気持ちが強くなった。

[朝鮮新報 2005.11.8]