民族教育府対策委、大阪朝鮮学園保護者ら18人 振興補助金の増額、学校視察など要請 |
在日朝鮮人民族教育大阪府対策委員会と大阪朝鮮学園保護者代表らが6月28日、大阪府庁を訪れ、朝鮮学校の振興補助金の増額などを盛り込んだ要請文を大阪府生活文化部・私学課に手渡した。 要請に訪れたのは、同対策委の夫永旭委員長、大阪朝鮮学園の蔡成泰理事長をはじめ同対策委員と同学園理事、朝鮮学校の校長とオモニ会の会長、副会長の代表ら18人。 夫委員長が太田房江・大阪府知事への要請文を読み上げ、@大阪朝鮮学園への振興補助金の大幅な増額A大阪朝鮮学園などに対する寄附金が損金となるように日本政府、関係当局に働きかけてくれることB知事が朝鮮学校など外国人学校の現状を視察してくれること−を強く求めた。 対応した井上博司私学課長は、「府は財政難だが、現在の大阪朝鮮学園への振興補助金(1人当たり、7万7000円)の額を落とさないように努力したい。まずは自身から朝鮮学校を視察するようにし、外国人学校の対応の参考にしていきたい」と語った。 オモニ会代表らは、補助金が少ないため朝鮮学校に送りたくても送れない親たちがたくさんいる現状を説明。現場への視察を強く求め、共に協力して解決していこうと訴えた。 [朝鮮新報 2005.6.30] |