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岐阜初中で公開授業 生徒たちの積極さに感心 交流通じ普段の姿を

熱心に学ぶ生徒たちの授業風景に見入る日本人教員ら

 岐阜朝鮮初中級学校で5日、公開授業が行われた。3年目を迎えた今回は学父母と同胞82人、日本人65人が参観した。

 今年は県や市の職員、教育委員会、日本学校の教員など教育関係者が多いことが特徴で、近隣の小学校、中学校の校長も授業を参観した。

 行政の職員には学校の実情をよりよく知ってもらえるよう、詳しく案内した。

 参観者たちは校内を自由に見てまわり、生徒たちの積極さや教員の熱心さにいたく感心していた。とくに、朝鮮語、日本語、英語の3カ国語を身につけている姿に驚きを隠せない様子だった。

「英語と美術の水準が高い」と感想を述べる先生も

 また、学校をよりよく知ってもらおうと、生徒たちとの交流会も行われた。生徒たちは自分たちが普段学んでいるとおりの姿を見せようと、歌や踊り、ウリマル、チャンダンなどさまざまなものを披露した。

 この日訪れた人たちは、よい印象を持ったと話しながらも、日本学校に比べ建物や施設が古い点などを心配し、早く改善しなければなどと意見を述べていた。

 アンケートには、「英語と美術の水準がとても高かった」「教員が生徒を一人ひとり丁寧に教えている」などの感想が寄せられた。【岐阜初中】

[朝鮮新報 2005.6.15]