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〈東京朝鮮第2初級学校土地問題裁判〉 「都民基金」が設立

 東京都が明け渡しを求め提訴したことで始まった東京朝鮮第2初級学校土地裁判問題と関連して、都の提訴に抗議し、東京第2の学校運営を支援していくための「枝川朝鮮学校支援」都民基金(「枝川基金」)が設立された。22日、同校で設立総会が行われた。

 総会では、枝川裁判弁護団の師岡康子弁護士が裁判の経過報告を行ったあと、同校の宋賢進校長が学校の現状について報告した。

 「枝川基金」は@都の不当な提訴に抗議し、在日コリアンの民族教育権の確立を求める裁判闘争を支援A東京第2の学校運営を支援−する目的で設立されたもの。この目的に賛同する者なら、都民だけでなく全国各地の市民が参加でき、国籍も問わない。05年度世話人には12人、共同代表には一橋大学名誉教授の田中宏氏ら2人が選ばれた。

 賛同金は、個人=1口3000円(年間)、団体=1口1万円(年間)。

 送金先=郵便振替 口座番号 00170−5−500986 口座名称 枝川朝鮮学校支援都民基金

[朝鮮新報 2005.5.28]