５日に兵庫県垂水勤労市民センターレバンテホール（神戸市）で行われた第２１回垂水区善行青少年表彰の集いで、朝青神戸朝高委員会に「青少年を地域で讃える賞」が授与された。

　集いは、垂水区青少年育成協議会、垂水区連合婦人会、垂水防犯協会、垂水区役所が主催したもの。「垂水区内で善行のあった青少年に対し、その功績をたたえるとともに、他の青少年の善行意識を高揚し、『明るいまちづくり』に寄与すること」を目的としている。

　神戸朝高委員会の受賞は、自治会主催の餅つき大会、「朝高祝祭」を通じた交流活動、そして舞踊部、吹奏楽部、声楽部の対外活動、福祉活動など、日本人との交流を深め、周辺住民たちを精力的に支援してきたことが高く評価されてのもの。この日、区内では７団体が表彰された。

　参加した神戸朝高の閔麗香さん（高３）は「情勢が緊張する中で、朝・日親善交流に少しでも貢献できるようにさまざまな企画を練り、日本人が主催する行事にも積極的に参加し交流を深めた。その過程で不信や誤解が互いになくなり、われわれが朝・日親善の先頭に立たなければと思うようになった。朝鮮大学校に進学してもこのような活動をもっと広げていきたい」と述べた。

［朝鮮新報 2005.3.12］