各地朝鮮高級学校の卒業式が５、６日にかけて行われた。６日、愛知朝高で行われた第５１回卒業式では、１０４人の卒業生が父母、在学生らの祝福を受けた。

　式では卒業生らに卒業証書が授与され、１２年間最優等、皆勤賞などの表彰があった。また、１２年間の寄宿舎生活を送った卒業生と父母らも表彰状が手渡された。

　卒業公演では、合唱、寄宿舎の男子生徒によるサムルノリ、女性重唱、父母への感謝の手紙などが披露され、学父母らは生徒らの成長した姿に涙を流しながら大きな拍手を送っていた。

　４月から朝鮮大学校に進学する李紀和さんは、「１８年間育ててくれ、ウリハッキョに送ってくれたアボジ、オモニ、民族教育を通じて朝鮮人として育ててくれた先生たちに感謝したい。これからはその期待に応えていきたい」と抱負を語った。

［朝鮮新報 2005.3.8］