〈総連に対する政治弾圧−強制捜索〉 医療法人成和会 西新井病院が会見 |
日本警察当局が14日、西新井病院(東京都足立区)内にある財団法人金萬有科学振興会を薬事法違反被疑事件と関連し捜索、押収を行ったことに対して、同日午後6時30分、西新井看護専門学校で記者会見が行われた。 稲葉不二男弁護士、医療法人成和会西新井病院・姜恵文事務長、同病院・辺玉培常務理事が会見した。 会見では、稲葉弁護士が今回の事態に対する同病院の見解を次のように明らかにした。 「当該財団法人は、当病院理事長兼病院長・金萬有が理事長を務めているだけであって、病院とは関係のない文部科学省により設立許可された財団であります。被疑事実は、当該財団法人の理事の一人である人物が開発したとされる未承認の『不老参』なるものを無許可で販売したとの事実ですが、『不老参』なる商品については、病院関係者は今回の捜索押収により初めてその存在を知ったものでありますし、販売会社と当該法人及び当病院とは全く関係なく、したがって当該財団法人が被疑事実に関与している事実は一切ありませんし、西新井病院が薬事法違反被疑事実に抵触したり、関与していることは一切ありません」 また、西新井病院は地域医療に貢献すべく医療行動を行ってきたと強調。今後も、従来通りの医療行動を行っていくと語った。 [朝鮮新報 2005.10.15] |