第13回埼玉日朝友好フェスタ 日朝国交正常化に向けムードの高まり実感 |
第13回埼玉日朝友好フェスティバルが2、3の両日、さいたま市の鐘塚公園で行われた。フェスティバルでは、日朝友好連帯埼玉県民会議の鎌倉孝夫議長(埼玉大学名誉教授)があいさつし、埼玉朝鮮初中級学校生徒と北関東朝鮮歌舞団、地元和太鼓クラブのジュニアチーム「じゃりん鼓」などの日本人の団体が歌や踊りを披露した。会場には女性同盟埼玉と埼玉初中のオモニ会が準備した朝鮮料理の売店や朝鮮学校を紹介するコーナーが並んだ。 総聯埼玉県本部の安正一委員長と日森ふみひろ・衆議院議員、朝鮮女性と連帯する日本婦人連絡会の清水澄子代表(元参議院議員)、秦哲美・埼玉県議会議員らが激励にかけつけ、日本の市民ら約2000人が公演や朝鮮料理を楽しんだ。 「朝鮮文化に触れることで、朝鮮を身近に感じてもらおう」と始まった同フェスティバルは13回目を迎えた。実行委員の嶋田和彦さん(日朝友好連帯埼玉県民会議事務局長)は「今年は例年に比べ賛同者も多く、日朝国交正常化に向けたムードが高まっていることを実感できた」と語った。 [朝鮮新報 2005.11.5] |