「さいたまオリニフェスタ」 「ウリ」を感じられるように |
「さいたまオリニフェスタ」が19日、川口市立芝市民ホールで行われ、430余人が参加した。各種ゲームやステージショーなどでにぎわう会場は、絶えずオリニたちの笑顔であふれていた。 埼玉同胞社会でオリニたちの活動を始めて今年で10年となる。このオリニフェスタは、オリニたちとアッパ、オンマたちが集まり「ウリ」を身近に感じ楽しもうと女性同盟埼玉県本部と埼玉県青年商工会が一緒に催したものだ。
会場には各支部のオリニモイムの活動内容を紹介するパネルや、オリニたちの写真などが並べられた。 また子どもたちのためのお菓子つり、ボウリング、浮き輪投げ、落書きコーナーなどゲームコーナーも設けられた。 会場には「ウリ」を感じることができるようにと、とうがらしの絵やセットンの飾りつけなども目立った。 子どもたちはアッパ、オンマと一緒に楽しく遊んだ。 ステージショーでも「ウリ」を身近に感じるための催しが多かった。
今回は1999年に女性同盟が製作した幼児向けビデオ「集まれ! ちびっこ」の主人公である「サムサ」と「ミレ」が着ぐるみになって登場。子どもたちの人気を集めた。 ウリ幼稚園をよく知ってもらおうと、埼玉朝鮮幼稚園の園児たちの歌と踊りにはオンマたちが大喜び。 また「トンポ戦隊サイタマンショー」も行われた。埼玉同胞のために戦う「サイタマンとチョゴリムーン」の元気とパワーの源は、キムチなどの民族料理だ。 フェスタの最後には「サムサ」「ミレ」が一緒になり輪になって踊りを楽しんだ。 実行委員会事務局長の李純姫さんは、「一日を通して、アッパ、オンマたちの力はすごいと感じた。今回は親同士のつながりを広げるのも大きな目的のひとつだった。会場の飾りから、戦隊もの、『サムサとミレ』も、すべて『ウリ』のものにした。今日参加したアッパ、オンマたちが『ウリってすてきだ』と思い、ウリハッキョに興味を持ってくれたらうれしい」と語った。 [朝鮮新報 2005.9.27] |