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福岡・筑豊同胞センター総会 事業方向と課題示す

 福岡県の筑豊同胞生活相談総合センター第2次総会が4月24日、筑豊朝鮮初級学校で行われ、同胞、関係者ら約50人が参加。活動報告と介護問題などについての質疑応答が行われ、役員が選出された。

 総会では、 総連福岡県本部の鄭泰文委員長と、来ひんとして福岡県議会の吉蜿一議員、小宮学弁護士があいさつした。

 つづいて、総連筑豊支部の林虎光委員長が「センターの事業方向と中心課題」について報告した。林委員長は▼同胞社会を守り拡大し▼地域の実情に沿った内容とシステムを創り▼NPO法人認可取得と介護事業所開設を通して同胞の生活に奉仕していく―と述べ、法律・税務・生活、結婚、高齢者福祉、児童教育、各種情報提供に力を注ぐと述べた。報告についての質疑応答も行われた。

 総会では林委員長を所長(事務長兼)とする役員らが選出された。また、専門相談員を代表してケアマネージャーの朴泰烈氏と一級建築士の李龍成氏があいさつした。

 参加した金芳淑氏は「情勢の変化と同胞の要求を反映し、 総連中央と支部が本気で総連と在日朝鮮人運動を変えるため、センターを運営していくという意図が見えた。これから大変だと思うけど、一緒にがんばりましょう」と感想を述べた。【筑豊分局】

[朝鮮新報 2005.5.18]