新緑に包まれて、21回目の高麗野遊会 在日、南の同胞、日本市民ら160人が参加 |
埼玉県日高市の高麗郷を訪ねる高麗野遊会が14日、同実行委員会の主催で行われた。今回で21回目になる野遊会には在日や南の同胞、日本市民ら約160人が集まった。「高麗野遊会」と書かれたのぼりのもとに集まった一行は、高麗駅から五月の爽やかな新緑を堪能しながら高麗神社本殿へと遊歩した。 日本はもとより世界各地から年間40万の人々が参拝する高麗神社で、一行は記録映画「高麗王若光」を鑑賞し、つづいて高麗澄雄第59代宮司の話を聞いた。 その後河原へと移動した一行は、七輪を囲み焼肉を食べ、チャンダンに合わせ歌い踊った。 重藤都さん(72)は「今回で5回目の参加となるが、ここでは市民レベルの気軽な交流ができる。もっと多くの若い人たちにも広く呼びかけたい」と語った。 [朝鮮新報 2005.5.17] |