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第3回同胞女性協議会 各階層同胞女性が活発な討論

 第3回同胞女性協議会が18、19の両日、東京都江東区のBumB東京スポーツ文化館で開かれた。

 同協議会は、同胞女性たちの地位と役割の向上を目指した研究を目的とし、総聯中央女性局の主管のもと、昨年9月30日に結成された。この日は、姜秋蓮女性局長、同協議会の責任者である西東京第2初中の李政愛校長をはじめ、総聯と同胞社会のさまざまな分野で活躍する16人の女性たちが参加した。

 会議では、在日朝鮮人歴史研究所の呉圭祥研究部長が「在日同胞社会における女性問題について」と題して講演した。呉部長は、同胞女性問題の本質と運動の軌跡について触れ、在日同胞女性運動の位置と方向、課題について語った。また、NPO法人同胞法律・生活センターの金静寅事務局長が、ジェンダーについて歴史的背景等を述べながら説明した。

 協議会では、同胞女性たちの実情、志向、要求を把握、分析するために実施したアンケート調査と、新世代の女性たちを網羅したネットワークづくりの対策などが活発に討論された。

[朝鮮新報 2005.3.24]