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指輪、ネックレス、ブレスなど−ビーズアクセサリー・イプゲスセヨ(東京)

 今回紹介する「同胞の店」は店舗を構えているわけではない。自宅で製作した作品をフリーマーケットなどで販売している。

 ビーズアクセサリー「イプゲスセヨ」の李相子さん(51)は、今話題のスワロフスキービーズを使った指輪やネックレス、ブレスレット、携帯ストラップなどをデザインして作成し、月1回、府中で行われるアートマートに出品している。

 きっかけは3年前。割れたガラスが光に反射するのを見てとてもきれいだと思った。もともとガラスの透明感が好きだった。洋裁をやっていただけあって手作りは性に合っていた。

 最初はキットを買って作ってみたが物足りず、本を購入して独学で学んだ。作品数はどんどん増えた。

 デザインも自分で考え出す。そのための型紙も作った。型紙を書いたノートはいつの間にか6冊になった。「いつかキットも作りたいので、大切にとってあります。作品一つ一つに名前もつけてるのよ」と李さん。

 一番時間がかかってたいへんなのが色合わせだという。

 デザインの参考にするため、宝石店を見て回ることが多い。テレビ番組なども参考になるという。最近では、アイスダンスの衣装が参考になった。氷の上で踊っている選手たちの衣装がイメージとして残る。それらがいくつか重なってデザインが決まっていくという。

 月に1度のフリマには、リピーターの人も多く訪れるという。前に指輪を購入した人で、同じデザインのネックレスやブレスレットを買っていく人もいる。友人を連れてきてくれる人も少なくない。

 指輪にネックレス、ブレスレットなど、見ているだけで時の経つのを忘れてしまうくらい作品が並ぶ。干支の動物や犬、傘などを模った携帯ストラップも好評だ。クリスマスの時などにはツリーを模ったストラップも作った。

 購入希望の方は(FAX 042・565・5582)にて受け付け可能。ただし、手作りだけに完成期日等は要相談。東京近辺在住者は月1回のフリマをのぞいてみては。3月26日(土)、府中フォーリス前広場で行われる「府中アートマート」に出展する。時間は午前10時から午後6時まで。府中アートマートのホームページはhttp://rakuuchi-rakuza.hp.in
foseek.co.jp/。

[朝鮮新報 2005.2.2]