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長野県同胞新春の集い」 新年会など3部構成「朝・日友好の礎継いで」

朝・日関係の改善を願い万歳をする参加者ら

 「長野県同胞新春の集い」が10日、ホテル国際21で行われた。新春講演会、朝鮮青年の日、朝・日友好新年会の3部構成。総聯県本部と県商工会、朝青県本部などによる実行委員会が設けられ、金剛山歌劇団の公演が披露されるなど盛りだくさんの内容だった。日本人の来ひん76人を含む180余人が参加した。

 冒頭、李光相県本部委員長が朝鮮から送られた新年の祝電を紹介し、鄭元海県商工会会長が開会の辞を述べた。

 鄭会長は、激震した政治、経済情勢を概括し、商工会が企業権擁護と経営支援をはじめ同胞の生活、権利を守る事業を積極的に展開したことを報告。05年は祖国光復60周年と総聯結成50周年、「6.15共同宣言」発表5周年という歴史的節目の年であり苦難を乗り越え、愛族愛国運動において輝かしい1年にして行こうと呼びかけた。

 朝鮮大学校・政治経済学部の呉民学助教授が「日本経済動向と同胞商工人の対応策」について講演した。

 朝・日新年会では日朝長野県民会議の清水勇会長があいさつに立ち、日朝双方が「平壌宣言」を誠実に履行して行くことが問題解決の要だと語った。また同県民会議から長野朝鮮初中級学校に50万円が寄付された。

 中信地域商工会の尹幸一副会長は「1世や先輩が築いた朝・日友好の礎を継いでいかなければ」などと感想を語っていた。

[朝鮮新報 2005.1.22]