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春・夏・秋・冬

 5月に開かれた総聯第20回全体大会の決定を受けて、先月末に相次いで開かれた総聯本部委員長会議と団体、事業体責任者協議会を取材した。テーマは20全大会の決定をいかに遂行するか。とくに当面して、来年5月の総聯結成50周年までの1年間にいかに実績を上げるかが大切だ、ということで意見の一致を見た

▼本部委員長会議では、長時間にわたって率直な討論が行われた。「結成以来最大の試練」とは、最近耳にたこができるほど聞いてきたフレーズだが、実際、委員長たちが語る各地の現状は想像以上に厳しいものだった。だからこそ、それを乗り越えて20全大会を無事終えた意義は少なくない

▼会議では、大会で明らかにされた運動方針と3年間の課題については、同胞たちの間からも意見は少ないと強調。それだけに、これをいかに実行していくかによって、委員長をはじめとする総聯活動家たちの資質が問われるのだと指摘された

▼実際、大会報告については、若い世代の間でも「総聯も時代の変化に応じて発展させようとしていることが感じられた」と評判も悪くない。ただ、「長すぎてなかなか読む人は少ないだろう」とも付け加えていたが。何かと忙しい現代人。確かに長文の報告を読む時間など見つけにくいだろう

▼そんな人たちのために、というわけではないが、本紙では20期の総聯中央各局長にインタビューし、3年間の方針、抱負などについて聞いた。朝鮮語の連載は今日付で終わる。日本語訳も近日中に掲載予定なので、読んで参考にしていただきたい。(聖)

[朝鮮新報 2004.8.3]