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高句麗壁画古墳、世界遺産登録証書伝達

 高句麗壁画古墳の世界遺産登録証書伝達式が20日、平壌の人民大学習堂で行われた。

 式では、ユネスコのムニル・ブチェナキ副事務局長が朝鮮文化保存指導局のリ・ウィハ副局長に証書を手渡した。

 リ副局長は、高句麗壁画古墳が世界遺産に登録されたことはわが民族の知恵と才能を知らしめる貴重な歴史文化遺跡に対する国際的評価になると指摘。今後、古墳の保存、管理に全力を注ぐとともに、ユネスコをはじめとする国際機構との交流、協力をさらに強化すると強調した。

 ブチェナキ副事務局長は、高句麗壁画古墳の保存、管理が持つ意義について触れながら、古墳は朝鮮だけでなく世界的な財産になると述べた。また、文化遺跡を保存することは後世のための重要な事業であると述べながら、ユネスコは高句麗壁画古墳の保存、管理のため朝鮮と積極的に協力していくだろうと強調した。

 7月に行われたユネスコ世界遺産委員会第28回会議では、東明王陵、徳興里壁画古墳、薬水里壁画古墳など63基の古墳が世界遺産に登録された。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.10.21]