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京都人権啓発フェスティバル 朝青員の風物隊「MORE」出演

 人権を尊重し豊かな人間関係によって結ばれた社会を築き、多くの人たちが人権に対する認識を深め多様な交流促進を実現していく契機にしようと5日、「京都人権啓発フェスティバル2004inやましろ」(京都人権啓発推進会議、同ネットワーク協議会共催)が文化パルク城陽で開かれ300人が参加した。

 フェスティバルでは、人権啓発コンクール表彰式、NPO法人の活動紹介、障害者施設授産製品発売、京都人権啓発推進会議20周年記念展、人権相談など多様な行事が行われた。

 また、人権問題、環境問題をテーマに活動しているNPO法人の活動紹介の場も設けられ、NPO法人認可を申請している「コリアン ユース ネットワーク(Korean Youth Networks)」の風物(プンムル)隊「MORE」が出演した。

 「MORE」は10人の朝青員で構成されている。今年はさまざまな対外行事に参加し、民族文化の普及と宣伝のための活動を行ってきた。

 民族情緒あふれるプンムルノリは、人々の関心を集め、民族心を守りながらいろんな人たちとの交流を深めようという「MORE」の活動を宣伝するものとなった。

 出演者たちは、「幼い時からウリ文化に接してきたのに、3、4世の新しい世代である私たちが、異国にいながら民族文化を知り、それを披露することがこんなに重要なことだったとは気づかなかった」「これからもいろんな場所に参加し、自分たちの存在や活動の正当性、優秀な朝鮮文化を広めていきたい」と感想を述べていた。【コリアン ユース ネットワーク】

[朝鮮新報 2004.12.20]