超党派の小平市議8人 初めて西東京第1初中訪問、補助金支給へ積極的に協力 |
朝鮮学校保護者への補助金支給問題と関連し、東京都小平市議会議員8人が11月24日、西東京朝鮮第1初中級学校を訪問した。小平市議が超党派で同校を訪れたのは初めて。 今回の見学は、補助金獲得のため活動している小平市在住の保護者たちが、9月から小平市議全員を訪問し協力を求めるとともに、朝鮮学校を理解してもらうため要請した結果実現したものだ。 この日、議員たちは初級部1年から中級部3年までのすべての教室を回り、授業や昼食風景を見学し、コンピューター室、図書室、運動場など教育施設の状況を詳細に見て回った。 また、新しく改編された教科書を見ながら朝鮮学校の教育内容について認識を深めた。授業参観に続いて保護者との懇談会がもたれ、学校の運営状況と補助金問題に関する意見交換が活発に行われた。 議員たちは「学生が礼儀正しく、落ち着いている。子どもたちと先生の活気に満ちたやり取りがとても印象的だった」「実際に朝鮮学校を訪問する中で、知らなかったことがよくわかった」「今度は会派全員で学校訪問したい」などの感想を述べるとともに、今後市から補助金を支給させるため積極的に協力していくと表明した。 懇談会に参加した保護者たちは、これからも市行政や市議をはじめ小平市民たちとの活発な交流を通じて、朝鮮学校に対し理解を深めてもらい、必ず補助金を獲得することを誓った。【西東京朝鮮第1初中級学校】 [朝鮮新報 2004.12.18] |