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北京で日本の過去清算を求める国際協議 05年度の活動課題を決定

 日本の過去の清算を求める国際連帯協議会(02年5月、平壌で行われた日本の過去の清算を求めるアジア地域討論会で、この活動を行う常設協議体として発足)調整者会議が11月26日、中国の北京で行われ、朝鮮をはじめ中国、日本、フィリピン、オランダ、米国など日本の過去の清算を求める国際連帯協議会に網羅されている多くの国と地域の団体代表が参加した。

 会議では、国際連帯協議会第2回会議以後、多くの国と地域の団体が繰り広げた活動について紹介し、来年に協議会が行う活動に関する提案を発表した。

 とくに、日帝によって「乙巳5条約」がねつ造されてから100年になる年であり、日帝が敗北してから60年になる年である05年に日本の過去の清算を求める国際的な連帯活動をいっそう強化するための対策的問題が真しに討議された。

 会議で決定された日本の過去の清算を求める国際連帯協議会の05年活動課題は、04年12月から05年8月まで日本軍性奴隷犯罪など、日本の反人倫的犯罪の解決を強く求める国際的な署名運動を展開することである。

 また、国連人権委員会に国際連帯協議会代表団を派遣し、過去の罪過に対する謝罪と補償を回避している日本当局の策動の不当性を暴き、各団体が自国政府に日本政府を国際司法裁判所に提訴する要請活動を繰り広げることである。

 このほか、過去の清算に対する日本当局の不当な態度を糾弾し、日本の国連常任理事国進出策動に反対する国際連帯協議会の立場を反映した声明を採択し、05年8月8〜15日までを「日本の過去の清算のための国際連帯行動週間」と定め、この期間に多くの国と地域で抗議デモと討論会、写真展示会など多様な活動を展開することである。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.12.7]