１１月１８日に行われた徳島市立川内小学校の人権問題教員研修会で、総連徳島県本部の金太奎委員長が在日朝鮮人問題について講演した。同校の教員ら約３０人が参加した。

　金委員長は、在日朝鮮人発生の原因、日本政府の一貫した敵視、差別政策などについて、現在でも問題になっている点を挙げながら解説。日本のメディアの朝鮮についての報道が偏見に満ちていることを指摘した。

　参加者たちは「在日朝鮮人問題について知らなかった。自分の問題でもあることがわかった」「松山市にある朝鮮学校に行ってみたい」などと感想を述べた。【徳島支局】

［朝鮮新報 2004.12.5］