国防委員会委員の金永春朝鮮人民軍総参謀長（次帥）を団長とする朝鮮軍事代表団が５日間のキューバ訪問を終えて１１月２７日、ハバナを発った。

　同日、キューバ共産党第１書記で閣僚評議会議長のフィデル・カストロ・ルス国家評議会議長が代表団と会見した。

　金永春総参謀長は席上、金正日国防委員会委員長がカストロ議長に送る親書とあいさつを伝えた。

　またこの日、キューバ国家評議会第１副委員長で閣僚評議会第１副議長のラウル・カストロ・ルス国防相が代表団と会見した。

　国防相は、世界の情勢、キューバと朝鮮の関係、米国の封鎖策動に対処するためのキューバの措置に言及し、カストロ議長の提起と国家評議会の決定に従って朝鮮軍事代表団の団長に親善勲章を、代表団員に戦闘的友誼メダルを授与した。

　一方、朝鮮軍事代表団団長は宴会を催した。宴会では、金永春総参謀長とキューバのアルバロ・ロペス・ミエラ軍総参謀長が演説を行った。（朝鮮通信）

［朝鮮新報 2004.12.2］