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朝・日友好親善徳島交流団 4年ぶりに訪朝、龍川に慰問金も

 朝・日友好親善徳島交流団が10月20〜27日にかけて朝鮮を訪問した。朝鮮の自主的平和統一を支持する徳島県民の会の篠原晴美会長を団長とするメンバーは、政党、労組幹部、経済人など10人。総聯徳島県本部の金太奎委員長が同行した。

 徳島からの訪朝団は、2000年10月に小型水力発電所を寄贈するため訪朝して以来、4年ぶりとなる。複雑な情勢の中、朝鮮について正しく認識し、親善運動の幅を拡大し、国交正常化の促進を図るのが主な目的だった。

 一行は滞在期間、錦繍山記念宮殿、万景台、朝鮮革命博物館を訪れ、板門店、開城、国際親善展覧館、高句麗壁画古墳など、精力的に参観。学校や託児所、市場にも足を運んだ。また、朝鮮対外文化連絡協会の洪善玉副委員長をはじめ外務省幹部らと懇談し、龍川爆発事故に対する慰問金を手渡した。

 帰国後、18日に報告会を開いた参加者たちは、「百聞は一見にしかず」だったと口をそろえた。さらに、「朝鮮に関する日本での報道がどれほど悪意と偏見に満ちたものなのかよくわかった」「自分が見て感じたことをいろんな場で伝えていきたい」「理解者、支持者をもっと拡大していきたい」などと感想を述べた。【徳島支局】

[朝鮮新報 2004.11.27]