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東京で日朝教育シンポジウム、東京第2土地問題中心に

 民族教育権差別の完全解消と日朝国交正常化の早期実現をテーマに、第6回日本・朝鮮教育シンポジウムが23日、東京都千代田区の日本教育会館で行われ、120余人が参加した。日教組、教職同、日朝学術教育交流協会の3団体が共催。

 今回のシンポは、東京都が起こした東京朝鮮第2初級学校(江東区)のグラウンド明け渡し裁判を中心に、民族教育権の問題が大きく取り上げられた。シンポでは東京第2の土地問題を題材にしたビデオ上映の後、同校の宋賢進校長が特別報告。学校所在地の枝川地区形成の歴史的経緯、朝鮮学校の歴史について説明し、土地訴訟の不当性について訴えた。

 また、民族教育の未来を考えるネットワーク広島の横間洋海氏が「大学資格審査に関わるアンケート調査」について報告した。

 シンポでは基調報告、現場からの報告と討論が行われた後、「東京第2学校土地明け渡し裁判」撤回などを求める決議を採択した。

[朝鮮新報 2004.10.28]