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青森で女性ピース訪朝団報告会、各所巡った体験など語る

 「04女性のピースライン訪朝団報告会」(主催=女性同盟青森県本部)が13日、青森市の朝鮮会館で行われた。

 8月27日〜9月4日にかけて訪朝し、平壌の女性たちとともに集会を開き、平和への意思を互いに確認し合った同訪朝団。滞在期間中、東明王陵、江西古墳(高句麗壁画古墳)、白頭山、万景台学生少年宮殿、各博物館、平壌外国語大学などさまざまな名所を参観、訪問した。

 会では、青森県朝鮮女性と連帯する会の建部玲子代表、坂本美幸幹事が報告した。

 坂本幹事は、「高句麗壁画古墳はすばらしかった」など各所を巡って体験し、感じたことを述べ、歴史や被爆問題などテーマ別に行われた分科会で討議された内容について説明した。

 また、船橋メリヤス工場を訪れた際に入手したという「榎悪至(クムガンサン)」の文字入りTシャツを披露し、朝鮮や在日の人たちとともに楽しく過ごせ、とてもよかったと話した。

 建部代表は4度目の訪朝。11年ぶりに訪れた平壌の美しさなどについて語った。

 また、平壌宣言に基づき、互いの文化や歴史を正しく理解し、友好を深めていけば、国交正常化が実現し、その後も良い関係を築けると述べた。

 報告会終了後、質疑応答などが行われた。【青森支局】

[朝鮮新報 2004.10.23]