佐野国際交流フェスティバル、栃木県下同胞、生徒らが参加「交流深め共生社会を」 |
第12回佐野国際交流フェスティバルが3日、栃木県の佐野市広場で行われた。 約3000人が参加した同フェスティバルに、総聯栃木県本部の崔朝雄委員長と女性同盟、オモニ会役員、両毛同胞らと栃木朝鮮初中級学校の舞踊部と教員らが参加した。 今回のフェスティバルは、橋本浩一会長(日朝友好栃木県民の会幹事長)をはじめとする佐野日朝交流会のメンバーらが実行委員会と打ち合わせて、学生公演やブースなどを準備してくれたもの。 1部では飯塚昭吉・佐野市長の主催者あいさつに続き、寺内ふじお・佐野市議会議長が来ひんのあいさつを行った。 田岡功・パラグアイ特命全権大使、アルゼンチン大使館参事に交じって崔朝雄委員長もあいさつ。崔委員長は、「佐野はたくさんの在日コリアンが居住し、朝・日友好運動も盛んな地。子どもたちの未来のため非正常な朝・日関係を改善し、地域密着、日常的な交流を積み重ね共生社会を築こうと」と話した。 2部では文化公演が行われ、栃木初中の初級部、中級部舞踊部メンバーが演目トップで出演し観客らの喝采を浴びた。日本の郷土芸能や各国の歌と踊り、中国雑技公演なども披露された。 各国紹介ブースの朝鮮コーナーでは、女性同盟がキムチ、チヂミを販売し来場者の好評を博した。オモニ会が準備したバザーの商品も売れ行き好調だった。 ブースに訪れた日本人らは「(朝鮮学校)生徒たちの姿に感動した」などと感想を述べていた。【栃木支局】 [朝鮮新報 2004.10.20] |