国際団体、南朝鮮からの米軍撤退アピール |
朝鮮の統一と平和のための国際連絡委員会は7日、米軍が南朝鮮を占領してから59年になることでアピールを発表し、世界のすべての平和的かつ進歩的な反米勢力は団結して南朝鮮から米軍とその軍事装備を完全に撤退させる闘争に奮起しようと強調した。 アピールは、「日本軍の武装を解除させる」という口実のもとに1945年9月8日、南朝鮮に入り込んだ米軍が「軍政」を宣布してすべての民権と軍権を掌握したと述べながら、米軍の南朝鮮占領は朝鮮民族の自主権と独立に対するじゅうりんであると主張した。 また、この59年間、米軍は南朝鮮人民にとって計り知れない不幸と苦痛の禍根になったと指摘。米軍が南朝鮮を占領している限り、社会的、政治的民主主義をめざす南朝鮮人民の志向、祖国の自主的平和統一に対する北、南、海外の全朝鮮人民の熱烈な念願は実現しないと強調した。 そして、南朝鮮に米軍とその近代的な装備が残っている限り、朝鮮民族は言うまでもなく、周辺地域人民の安全と平和も保証されず、すべての進歩的勢力は南朝鮮駐屯米軍の「削減」にいかなる幻想も抱いてはならず、朝鮮の統一と平和、朝鮮人民と世界各国人民の安全と平和を脅かす要素を取り除くために立ち上がるべきであると指摘した。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2004.9.24] |