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〈関東大震災朝鮮人虐殺から81年−関東各地で追悼行事〉 東京・横網公園で同胞ら250人が哀悼の意

 関東大震災朝鮮人虐殺81周年東京同胞追悼式が東京都墨田区の横網公園内の在日朝鮮人慰霊碑前で行われた。

慰霊碑の前で黙とうする参加者ら

 追悼式では総聯中央の姜秋蓮女性局長、総聯東京都本部の朴潤基副委員長をはじめ活動家らと同胞ら、都内の朝鮮初、中、高級学校生徒ら250余人が参加した。

 まず、参加者全員で黙とうを捧げた後、朴副委員長が追悼の辞を述べ、関東大震災後に流された流言蜚語により日本政府と軍部、軍隊と警察、自警団に虐殺された6600余人のすべての同胞犠牲者たちに深い哀悼の意を表した。そして、第2回朝・日首脳会談が行われ、ピョンヤン宣言の履行過程で敵対関係を協調関係にして国交正常化を進めていくことは、同胞犠牲者たちの怨恨を消し去る一歩になるだろうと述べた。

 つづいて、朝青代表と生徒代表が追悼の言葉を述べた。東京都議会公明党幹事長の石井義修議員が弔辞を行い、関東大震災時、日本人の流言蜚語で多くの朝鮮人が虐殺されたことに対して深い哀悼の意を表するとともに後世の日本人として深く反省し、これから二度とこのようなことが起きないよう、党派を超えて安心して安全に暮らせる町作りを行っていきたいと述べた。

 最後に総聯本部の花束が献花され、参加者ら全員が献花した。

[朝鮮新報 2004.9.4]