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朝鮮国連大使が言明、「条件整えば核放棄」

 20日、ワシントンの米上院会議室で「朝鮮半島の平和と安全のためのフォーラム」が開催され、朴吉淵国連大使が朝鮮の立場について語った。

 朴吉淵大使は、「われわれは強力な核抑止力を保有している」としながらも、「米国が対朝鮮敵視政策を放棄するなどの条件が満たされれば、核を放棄する用意がある」と述べた。

 米国の先核放棄主張については、「朝鮮半島が技術的にまだ戦争中で停戦協定が存在するので、われわれに核放棄を宣言しろというのは、武装解除しろという要求」だとしながら、これは全く考慮する対象ではないと指摘。また、対朝鮮敵視政策の撤回、朝米関係の正常化を促した。

 在米同胞団体が主催したフォーラムには、南朝鮮の国会議員、米国の議員、専門家など多数が参加し、大きな注目を集めた。

[朝鮮新報 2004.7.29]