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朝鮮学校入学おめでとう応援隊、東京・池袋でビラ配り、安心して学べる環境を

 朝鮮学校に通う子どもたちが安心して学べる環境を作ろうと、朝鮮学校入学おめでとう応援隊が26日、東京の池袋駅周辺でビラ配りを行った。

 4、6月に相次いで起きた朝鮮学校暴行事件の内容や、同応援隊が「入学おめでとう」の幟を持って神奈川県の朝鮮学校入学式に参加した模様などが紹介されているビラには、子どもたちが安心して学べる環境を作り、在日朝鮮人をはじめとする外国籍の子どもたちが誇りを持って生活できるよう、みなが協力して過ごせる社会を作っていこうというメッセージが込められている。

 ビラに見入り、暴行事件に胸を痛める日本の市民や、「私は朝鮮学校を卒業した。今後一緒に参加したい」と話す女性もいた。

 横川芳江さん(NPO法人地球の木)は、「子どもたちが差別なく学校で学ぶというのは本来当然のこと。協力したいと思っても行動に移さないと意味がない。目に見える活動を行い、子どもたちに勇気を与えたい」と話していた。

[朝鮮新報 2004.7.27]