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7日、明石市長が明石初級学校を訪問、民族教育の必要性実感

 北口寛人明石市長が7日、明石朝鮮初級学校を訪問した。「朝鮮学校の実情をもっと知り、互いの交流を深めるため」(北口市長)に行われたもの。

 2001年6月に、市議会を通過した助成金増額を求める「請願書」が、諸般の事情で保留状態にあったことと関連し、同胞、学父母、学校関係者たちはこれまで市長との面談を何度も要請してきた。先月に学校関係者らが森田教育長との面談の時に再び要請し、今回の訪問が実現した。

 千虎一校長が学校の沿革、民族教育の正当性、日本の人たちとの交流の中で理解と交流を深めてきたことなどについて説明した。北口市長一行は生徒たちの授業や学校施設などを見て回ったほか、七夕や誕生日祝いなどの様子も見学した。

 北口市長は「生徒たちの姿を通して民族教育の必要性や大切さを実感した。これから処遇改善のために努めていきたい。百聞は一見にしかずだ」と話していた。【明石初級】

[朝鮮新報 2004.7.15]