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7月3日、弁護士会館で人権差別シンポ

 2002年9月の朝・日首脳会談以降急増した朝鮮学校生徒に対する嫌がらせ問題、民族差別、人種差別助長発言、ことさらに偏見をあおる「外国人犯罪」報道など、あってはならないはずの人種差別行為が頻発している。そんな中、第47回日弁連人権擁護大会第1分科会プレシンポジウムとして、「このままでいいの? 外国人差別に『寛容な』日本〜人種差別禁止法制定に向けて」が7月3日、弁護士会館2階講堂「クレオ」(東京・霞ヶ関)で開催される。

 午後1時開始。ビデオ上映「堂々とチョゴリが着たい!」(在日コリアンの子どもたちへの嫌がらせを許さない若手弁護士の会編)に始まり、在日コリアン生徒の発言、東京弁護士会による外国人差別問題についての学校アンケートの結果報告、「日本における外国人差別の歴史」(内海愛子氏・恵泉女学園大学教員)、「差別禁止法の国際比較」(山崎公士氏、新潟大学法科大学院教員)の講演などが予定されている。

 内海氏、山崎氏、国会議員のツルネン・マルテイ氏、旗手明氏(自由人権協会、外国人差別ウォッチネット)らによるパネルディスカッションも。午後5時終了予定。

 問い合わせ先=東京弁護士会法律相談課(TEL 03・3581・2206)

[朝鮮新報 2004.6.30]