龍川駅爆発事故と関連し、留学同東京、神奈川、埼玉、西東京に所属する同胞学生が１４日から合同で街頭で募金活動を行っている。３回目となる募金活動が１７日、東京の新宿駅西口で午前７時３０分から２時間かけて行われた。

　現時点で日本、南朝鮮、中国人ら６０余人が募金に協力してくれた。活動に携わるメンバーに駆け寄り、「がんばってください」と声をかける人もいた。阪神大震災の時に朝鮮赤十字会から日本赤十字社に支援金が送られてきた事をアピールし、より多くの支援を寄せてくれるよう求めている。

　東京大学４年の卞瞬生さん（24）は、「最初は日本の方に理解を得ることは難しいと思ったけど、足を止めて募金をしてくれる姿を見てうれしく思った。良心的な人もたくさんいる事にやりがいを感じた。在日朝鮮人としてこの機会に多くの人にアピールする事が使命だと思う」と語っていた。

　募金活動は２７日まで駅前や大学を中心に行われる。

［朝鮮新報 2004.5.24］