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同胞愛乗せ「万景峰92」号出港

 平安北道・龍川郡の同胞に送る支援物資を積んだ「万景峰92」号が20日、祖国に向け新潟港を出港した。同船には、各地同胞らが寄贈したダンボール約260箱分の医薬品、食量、衣類などが積まれた。

 チョン・チャンヨン同船船長は、「在日の温かい同胞愛を感じる。この気持ちとともに、支援物資が安全に届くようにする」と話した。

 総聯の各本部、支部では、龍川駅での爆発事故直後から被災者を支援する運動が活発に行われている。中には、阪神大震災の時に励まし救ってくれたのは祖国だったと、数十万円を寄付した同胞、貯金箱ごと寄付した同胞、ダンボール375個分の医薬品などを準備した同胞もいた。

 一方、民団大阪本部は総聯大阪本部に支援金500万円を、民団広島本部も民団商工会とともにそれぞれ10万円の支援金を総聯広島県本部に届けた。また、民団兵庫・宝塚支部は一口千円運動で集めた30万円を総聯宝塚支部に届けた。

[朝鮮新報 2004.5.22]