あーすフェスタかながわ2004、神奈川県下の同胞、生徒も活躍 |
あーすフェスタかながわ2004が15、16の両日、神奈川県横浜市のあーすぷらざで行われ、県内の同胞、学生をはじめ、外国籍県民と地域の日本人ら約2万人が参加し、互いに交流を深めた。 神奈川県に多文化共生社会を築くために行われた同フェスタ。5回目となる今回は、「話してみなけりゃ、はじまらない!」をキャッチ・フレーズに、さまざまなレベルでの出会いと対話の場を提供するための工夫がなされた。メインステージでは各国の民族芸能が披露され、ディスカッションなどが行われた。屋内では、外国籍の住民が抱える問題を率直に語り合う「しゃべり場」や、各国の踊りと民族楽器、世界のお茶や遊びを体験できるコーナー、団体紹介やワークショップが催された。屋外には世界の民族料理の屋台などが建ち並んだ。 県下の朝鮮学校生徒たちは、歌や踊りを披露し、女性同盟は屋台を出店。朝青は朝鮮学校の教科書を展示するなど、朝鮮の文化と民族教育についてアピールした。 フィナーレであいさつした温耀権企画委員長は、「さらなる多文化共生のためにがんばりましょう」と呼びかけた。 [朝鮮新報 2004.5.18] |