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高麗野遊会に200人が参加

 東京都日高市の高麗神社を訪ねる「高麗野遊会」の集いが9日、約200人の同胞と日本市民が参加して楽しい雰囲気で行われた。

 あいにくの雨模様となったが、新緑の緑に映えたマーガレットやすずらんの白い花々が、高麗駅から約1時間を歩く一行を出迎えた。

 高麗神社での高麗文康禰宜による1300年にわたる高麗家の足跡と河創国朝鮮大学校講師の「高句麗について」の話を聞いた後、高麗川辺りで焼肉に舌鼓を打ちながら、語らいと参加者らの交流が行われた。

 ここでは植民地時代に日本に留学中、捕らえられ、獄死した尹東柱の詩「空を仰ぎて」が劇団俳優座の高山真樹さんの朗読とヴァイオリン(呉碝順さん)、キーボード(法領田れい子さん)の調べにのせて紹介された。

 また、今年の野遊会では朝鮮・龍川爆発事故被災者への救援カンパが行われ、3万3342円が寄せられた。

[朝鮮新報 2004.5.11]