朝鮮女性と連帯する宮城女性の会、25周年記念の集い |
「朝鮮女性と連帯する宮城女性の会」結成25周年記念のつどい(同会主催)が3月28日、宮城自治労会館で行われ約100人の日本と在日の女性らが参加した。 集いでは、主催者を代表して横山かつ子氏、来賓として招かれた女性同盟宮城県本部の南京子委員長があいさつした。 南委員長は、会の結成以来朝鮮女性代表団歓迎行事や、10数回にわたる日朝ふれあいまつり開催など、在日同胞が厳しい局面に立つたびに温かい支持と協力を寄せてくれたことに心から感謝を述べる一方、朝鮮と在日同胞が置かれている現状を率直に語り、これからも固く手をとり合って朝・日友好親善と朝鮮統一のため邁進していくことを願った。 つづいて前参議院議員の清水澄子氏が「歴史に向かい合い平和を創る―日朝正常化の実現と東北アジアの非核地帯を―」と題して記念講演を行った。 朝鮮問題を他人事ではなく、自国の問題としてとらえなくてはならないという趣旨に基づいた記念講演では、日朝平壌宣言をその通り履行すれば必ず日朝関係は正常化すると強調した。 2部では記念レセプションが行われた。 総聯宮城県本部の朴広基委員長、社民党宮城県本部の佐々木ひろし代表、日本の友好団体代表らのあいさつの後、東北朝高生徒たちによる踊りと女性同盟仙北支部のチャンゴサークルによるサムルノリが披露された。 閉会の乾杯の後、参加者たちは「朝鮮はひとつ」を朝鮮語で大合唱した。 参加者たちは真の友好親善の道を歩んできた25年を振り返りながら、これからも日朝連帯運動に取り組んでいく決意を新たにした。 同胞参加者らは朝鮮問題に対する日本の友人らの真しな態度と熱心さに感銘を受け、厳しい情勢の中、在日朝鮮人運動の発展と朝・日国交正常化の早期実現のためにさらなる努力を尽くすことを誓いあった。(女性同盟宮城) [朝鮮新報 2004.4.17] |