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東京で「アリラン峠を越えて」上映会行う

 東京、飯田橋の「東京ボランティア・市民活動センター」でビデオ「アリラン峠を越えて」(=伊藤孝司、フォトジャーナリスト)と「隣のくにへ〜日本を見つめる韓国の若者たち〜」(=湯本雅典、小学校教諭)の上映会が催され、約80人が参加した。

 最初に上映された湯本雅典さんの作品は、自衛隊のイラク派兵を中心に日本と韓国の若者の考えを紹介する15分間の短編。「自主製作ではあるが、これからも日朝友好のために地道に活動していきたい」と語っていた。

 続いて上映された伊藤孝司さんの作品は、日本軍性奴隷被害者―郭金女ハルモニ(79、朝鮮在住)の体験談を収録した証言集。「朝鮮に批判的でないものが放送できない今の風潮だからこそ、いろんな人たちに見てもらいたい」と訴えた。

 「アリラン峠を越えて」制作上映委員会では、上映権付きビデオテープを販売している。問い合わせは、同委員会(TEL 052・291・2303)まで。

[朝鮮新報 2004.4.2]