ドイツで朝鮮平和統一のためのキリスト教国際会議 |
朝鮮半島の平和統一のためのキリスト教国際会議が3月11日から15日までドイツのフランクフルトで行われ、朝鮮をはじめ各国のキリスト教団体代表と世界教会協議会、世界改革教会連盟、アジアキリスト教協議会など国際、地域機構の代表が参加した。 会議では、各国のキリスト教団体と国際、地域機構の代表が演説し、ブッシュ政権が「核問題」を口実にして朝鮮に対する敵視、圧殺策動を露骨化していることを糾弾、国と民族の自主権を守るための朝鮮人民のたたかいに全面的な支持と連帯を表明した。 そして、6.15北南共同宣言発表以降、活気を帯びて良好に発展していた北南間の和解と団結、統一のプロセスが現米政権の対朝鮮軍事的侵略と戦争騒動によって危険に陥っているとし、朝鮮半島で核戦争を阻み平和と安定、統一を成し遂げるための朝鮮人民のたたかいを積極的に支持し、世界各国のキリスト教団体と国際機構が固く団結して米国の対朝鮮敵視政策を粉砕すべきであると指摘した。 会議では共同声明が採択され、ブッシュ政権が対朝鮮敵視政策を撤回し、朝米間の停戦状態を終結させ、朝鮮に対する先制攻撃計画を放棄し、経済制裁を直ちに中止することを強く求めた。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2004.4.1] |